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りそうのせかい改

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すてる神、ひろう神。

お見合い活動にあまりに精神的ストレスが溜まりすぎて発狂状態だったため、先日、脱会してきました。

笑。



早っ!!!"(-""-)"




誰一人として会うことも無く、高い入会費のみを支払っただけで終わりました。
でも、得るものは確かにありました。お金では買えない、自分の意識改革というか、意識確認というか、そういうものが手に入りました。
やらずに後悔するよりはいいと思うし、やらなければ判らなかったことなので、まぁ仕方ない。


世に言う、「高い授業料払ったと思えばいいよ」とのセリフがまさに使える感じです。

で、呪縛から解き放たれてほっと一息つく間もなく、その翌日には全然別ルートで申し込んでいたお見合いパーティーへの参加が控えていました・・・。
最初、友人と「人生経験のひとつとしてどんなもんか行ってみたい♪」というノリで探していたやつで、結局友人は来れず、とりあえずひとりで申し込んでいたのです。

この究極にヤル気ゼロの状態で、どんなツラ下げて臨めと?
もうすっぽかそうか。

などと考えていましたが、いい大人が約束すっぽかしもアレだし、第一もう申し込んでしまっているし、お話のネタのための体験でとりあえず行ってみるか。これを最後にもう婚活はやめよう。疲れるから!!!




・・・と思って向かったパーティーで、なんと出会いがありました。


人生初参加ですよ。
ずいぶん都合よく人生が回ってるじゃないですか!!
いいのかこれで! カミサマあんたそれでいーのか!!!
と内心突っ込みまくりです。

私が参加したパーティーは、大勢で席を交代していくいわゆるパーティー形式ではなく、個室でサシで会話をするタイプだったので、まさしく「ザ・お見合い」という感じでした。

参加者は8×8人。
1巡目に自己紹介を8分くらいして、2巡目が5分くらいのアピールタイム的な感じで、2巡目ではメッセージカードに連絡先を書いて渡すのも可能なのです。

1巡目ではお互いの自己紹介を無難にして終えましたが、8名中いいなと思った人は1名だけでした。それ以外の人は正直もう記憶にありません。
営業マン並みに自分の主張をひたすらする人や、上手にネタを拾う人や、淡々と共通点探しをする人や、「緊張してるんですか?」とか言って気を遣うフリをしてくる人(いや、元々興味ないだけやねん!笑)、要領を得ずに何も喋らない人・・・。たった8人ですが、中々いろんなタイプの人がいます。
短時間の間でいろんな人と喋ってしまったせいで、記憶もぐちゃぐちゃになって、どんな人が居たのかさっぱり。メモを取るのはOKなのですが、なにぶん初回だったので要領を得ず。
それでも1名でもいれば上出来だろ、と思って2巡目スタート。
二巡目の反応は中々人間観察のし甲斐がありました。

たった5分ですが、興味ない人と5分も個室で喋るのはお互いになかなかの苦痛。(笑)
「あー、向こうも明らかにこっちに興味無いなー」というのが見え見えなのに、とりあえずもう一回プロフィールカードを眺めてネタを拾ったり、もう一度同じ話をしてみたり・・・。
人によって対応や反応は様々ですが、結構人間出てます。
私はそんな中、1回目に気になった人がまたやって来るのを待ってたのですが、入って来た時の反応薄っ!(笑)

あ、明らかに私に興味無いな。たぶん1周目で他に気になった人がいて、その人の順番まで時間潰してる感じだな。というのが明らかな空気を纏っていたので、急激にその人への興味が失せました。
これ、人間観察というか、自分観察も面白いです。('ω')ノ

そして、あーもう気になる人いないなぁ。早く終わんないかなぁ。あとはさっき全然喋らなかった人がどんな人なのかちょっと気になるくらいかなー。でもかなり若いし、正直向こうも参加年齢最高齢のオバサン(←※私)なんかには興味無いだろーなー。なんてのんびり考えてたら、その若者の番が回ってきました。

「あ、ども」みたいな感じでちょっとにこっとした後、またまた沈黙な若者。
この人、お見合いに来といてヤル気ないなぁ。ま、私も人のこと言えんけど。
なんて思いながら
「何喋ればいいか困りますよね、これ」
「ほんとですね。無理に喋らなくてもいいんじゃないでしょうか」
「そうですね」
みたいな中身ゼロの会話をしてまた沈黙。
「私、初参加なんですけど、正直あまりヤル気なくて」
「あ、僕もです。とりあえず1回くらい出会いの場に行っとこうかな、という感じで」
「判ります、」
なんていう場にそぐわない会話をしかけたところでタイムアップしました。

マシンガンのように喋りまくっている男性もいた中、かなり対極の草食会話です。

ちなみに、メッセージカードが随分減っている男性もいた中、私は誰からも1枚も貰わず。(いや、貰っても困るけど。)
ま、お見合いパーティーなんて数こなして頑張るものだろうし、1回や2回で上手く行く人なんてまずないよね~~~なんて思って係員の説明を聞いていました。

対面時間がぜんぶ終わってから、係員に気になった人を第3希望まで書けるファイナルシート的なものを出すのですが、せっかくここまで参加して空欄も勿体ないので、何考えてるのかよく判らなかった沈黙の若者を書いてみました。とりあえず「興味なさげオーラ」は出してなかったし。


そしたらカップリングで呼び出しされました。( ゚Д゚)


驚愕。

ひとって、何に心地よさや共通点を見付けるか判らないですね。

「あ、空気感が近かったので・・・」
「あなたからは、拒否オーラが出てなかったので」

お互いの感想です。

後で聞いたところ「興味無いの判ってるのに無理して必死に話題探されても、その必要ある?!って感じてしまった」とのことでした。私は話題を拾わず一緒に沈黙してたのが心地よかったみたいです。



判ります。


人間、どこに好感を持つかは、ホント人それぞれですよね。
それがいわゆる「価値観の近いひと」なんだと思います。

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