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りそうのせかい改

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十三は、焦げたにおいがした。

あの火災以来、初めて十三駅に降り立ちました。


まだ閉鎖された西口。
東口を降りると、満開に咲いた桜がひとつ。夜空に向かって、ひとつ。

あんなに足繁く通った、大好きなとなりの下町、十三。
一番好きだったあの細いションベン横丁にはビニールシートが張られ、その隙間からは天に向かって伸びる、炭になった梁がひとつ。
火事の起きる数日前には、あの横丁の飲み屋で飲んでいたというのに。

ぜんぶ、持っていかれるんだ。火事は。

一番こわい身近な災害は、地震と火事なんだろうな、と改めて思った。

昔のことわざは伊達じゃないな。
また、元の姿に戻ってほしい。もう、元通りには、ならないけれど。
あの昭和臭くてトタン臭の漂う安っぽくて狭い空間が、すきだった。
春にはこの場所で、私たちもお芝居やるよ。
親近感のある場所の復興を願ったのは、これが初めてなのかもしんない。

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