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りそうのせかい改

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ついに遂にの異動準備!

長年、転勤が囁かれていて、世の異動のタイミングの4、7、10月に毎度毎度びくびくして過ごしていましたが、なんとか3年くらい切り抜けてきた私。

殿組が確定して約1年。

遂に、工場閉鎖の夏。

このタイミングで、先日、異動が言い渡されました。

次の勤務地は、予想通りの日本の首都、東京です。


大阪市は東成区生まれ、河内弁丸出しで、こてっこての浪速っ子・沢村も、ついに江戸に住むことに…!


内示が出たその日のうちにアパートの大家さんに電話して退去手続きしたり、たまたまその日の夜に飲みの約束をしてた幼なじみには送別会をしてもらい、いきなり目まぐるしく立ち去る準備が始まりました。


いや、かなりの確率で判ってたことなので、もう勝手にいろいろと引っ越し準備は進めていたんですけどね。

不要品処分したり、読み終わった本やCDをBOOK OFFの自宅引き取りサービス利用して100冊くらい売りさばいたり。
準備は徐々にはしてきたんですよ。



しかし、昨日の予定のない休み。

いろいろやることは山のようにあるはずなのに、なんだか放心状態で、1日寝て過ごしてしまいました。

親友の送別会で貰った選別品が、なんだか寂しさの象徴のような気がして。


今日、会社に来て後輩ミケの顔を見かけたので
「内示出たよ~!バイバイだね★」
と言ったら
「まぁ、行き先不明は困りますからね。僕はまだとーぶんこっち居ますんで」
とさらり。
「絶対ぜったい大阪遊びに来るから!そん時は泊めてねっ」
「はぁ。ってか実家泊まればいーでしょ!」
「実家は遠いんだよっ!ここから2~3時間かかるんだよ!」
と、中身の全くない会話をしました。

いや、普通に考えたら泊まるわけねぇだろ。
いま現在、どんなにヤツの家の近くで酔い潰れても、ガンとしてタクシー乗って帰ってる私ですよ。

もっと冗談ノリで構えてくれたらいいのに…冗談通じない子なんだから…。
なんて思いつつ、遠方だけど年に何度も頻繁に実家に帰ってるミケちんには、10数年実家の敷居を跨いだことがなく、数年に一度の法事の時に挨拶さえほとんど交わさない沢村家の人間の気まずい距離感なんて、口で言っても理解出来ないんだろうなぁー。

と思ったのでした。

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