2015/07/02 Category : 塗装工場の愉快な日々 わたしの欲しかったものは、たぶん、ぜんぶ、もう手に入っている。 だから、不安になるな。高望みするな。ひとと同じである必要なんて、まったく無いのだ。しあわせの形は、千差万別。人それぞれ。あなたには、あなたに合った、あなたが望んだ、しあわせの形がある。それは、恋とか愛とか友情だとかの「情」から発生する関係ではなく、何となくずっと側にあって、何となく気が合う、腐れ縁のような関係だったはず。戦友とまではいかない。同士とも、たぶんきっと、呼べない。でも、似た境遇で生きて来た「仲間」なんだとわたしは思う。その「仲間」は、同じ感性で分かち合えるものがあって、一日の大半を共に過ごしていて、同じ目標に向かって働いていて、そして離職と共に簡単に離れ離れになってしまう存在。でも。それでも。わたしには、それがいちばんたいせつなのです。それがいちばん、いとおしいのです。愛よりも、恋よりも、ずっと。もう、14年。人生の、半分の時間を、この世界で、この仲間たちと、過ごしているのだから。彼らよりも長い時間を共に過ごした人間は、もういないんだよ。生まれ育った家族といた時間よりも、確実に多くの時間を共有してきたんだよ。だから、相手がどう思っていようと、私にとって彼らは特別な仲間なんです。ずっと、一緒に、過ごしていきたい。どこに居ても、しばらくの間、離れてしまっても、家庭を持っても、孫が生まれても、ずっと、ずっと。世の中に不変なものは一つもなくって、人の心は移ろいやすいものだけど。わたしが彼らと居た。この事実だけは、消えない。わたしの仲間だったことは、変わらないのです。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword