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りそうのせかい改

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嫌われてはいない、という距離と安心感。

人肌が恋しい。なんて、生温い表現では足りないくらい、枯渇しています。

これはたぶん、10年以上独り暮らしをしていて同じくらいの期間恋人もいない人なら判ると思うんですが、ふつうに生活していて人体に触れる機会って、365日中全くないんですよね。
服の上からでも。

だって、ひとを呼び止めるときに肩を叩いたり・・・とかって実際はしませんよね。
よろしくお願いします。と言って握手することなんて、日本の企業間じゃまずないですよね?
そういう社交辞令的なレベルのもの含めて考えても、365日中、1ミクロンも他人の体温を感じる機会というのはないわけです。



で、枯れ過ぎて、先日ネット検索でレンタル彼氏なるものを見てました。
今は添い寝専門コースとかあるみたいです。(もちろん、女性客版のみでしたが。男性客用だったらなんだかエロいサービスになっちゃいそうですしね)
世の中、進化してますね・・・。

添い寝の効能、みたいなことがそこには書かれてたんですが「人肌に触れることで癒され効果を得られることが医学的に証明されている」的なことが説明文に謳われていました。が。
確かに、世の中の需要があるから事業として成り立っているんだろうけども。
自分だって興味持ったからそのサイトを見たわけなんだけども。
果たして知らない人相手に一緒に寝て落ち着くことが出来るものかどうか疑問。
しかも異性と。
ドキドキする、とかじゃなくて、そわそわ落ち着かない気がする。
流石の私でも、癒し効果が得られる自信がイマイチ湧かないから、今一歩踏み出そうと思えません。
というか、在籍キャストの年齢が低すぎて魅力を感じなかった!(笑)
哀しいかな、自分が年取りすぎたのかもしれません。
年上じゃなくても、せめて27歳以上がいい!
金払ってまで年下に気後れしながら気を使いたくない!!!
・・・と、思ってしまいました。

正直、あの手のサービスは一度利用してみたい気もするのですが。
知り合い相手にデートや恋人気分を演出するなんて不可能だし。




で、ふと思い返してみれば、私にはほんのりと人肌に「触れる」機会があることに気付きました。
職場の仲良しの隣の課の後輩・ミケちんです。
1年後輩の彼とは9年来の付き合い。超草食男子で女性が苦手、自他共に認める性欲の無さに、彼女いない歴10年(?)の彼。
最初は喋ろうと近付くと一歩下がって距離を保って来ていた彼ですが、いまは近付きすぎているくらい近い距離で会話しています。
そんな我々のスキンシップ術はというと・・・

・呼び止めるとき、腕を引っ張る。
・パソコンに向かって真剣な顔をしてる時、わざとらしく後ろから肩を揉む。
・乗り物に2ケツしたとき支えのために身体を掴む。

・・・ってのが、私から彼によくやる行為で。

・業務中、「教えてください」といって背後からPCを覗き込む。(背中に肩口が若干触れてる距離)
・狭い現場の通路で私が居るのに無言で突っ込んでくる。(通りますのでどいて、とか言わないから身体がぶつかる)
・書類の受け渡しで手が触れる。
・飲み会で隣の席に座ったら終始膝が当たっている。

・・・ってのが、向こうが私によくやることです。

どっちがやっていることも、偶然を装える範疇で、ほんの少し、相手に服の上から触れている程度のことですが、100%わざとやっているのは、たぶんお互い判っているのです。
敢えて、口に出しては言わないけれど。

何故っかって。
200人以上いる現場の男性陣で、こんなちょくちょく身体がぶつかってくる人は他にいないからです。(笑)
それがわざとなんだって判っているから、「あ、身体が当たってる」と気付いたら避けません。
当てて来てるんだな、って思って、ちょっとドキッとするから。

大勢の飲み会で隣に座ったら、私たちはお互いとは一言もしゃべらないけど、ずっと身体のどこかは相手の身体に触れてます。きっとお互いに気付いてるけど、それが離れないように、逆にちょっと気を遣います。

元々の席が離れていたら、ミケちんは必ずと言っていいほど「火、貸してください」と離れた席の私に言います。
あんまり毎回火を借りようとするんで「あんた喫煙者のクセにいっつもライター忘れてね?」と言ったら、平気な顔して「忘れてませんよ。自分の持ってますもん」と言ってポケットからライターを出して見せるんです。みんないる前で。堂々と私に火を借りておきながら。

あぁ、スキンシップ取りたかっただけなんだな。と思ったんで「あ、そ。変な子」で終わらせましたが。
周りの人があれをどう受け取ったかはしんないけどっ。(笑)


その日は、終電を逃して。
お開きになった飲み会の帰り。帰る方向が一緒の私とミケはみんなと別れたあとふたりになって。
テキトウにタクシー拾って帰るわー。と立ち去ろうとした私に「いいから早く後ろ乗ってください!!面倒臭ぇから!」と言われてチャリの後ろに乗せられて夜中、大阪の町を20分も2ケツしました。
中学生か!!! 28男と30女がですよ。深夜にチャリ2ケツして、頭から植木に突っ込んで、葉っぱだらけになりましたからね!!(笑) (幸い、怪我はしませんでした。)
いやぁー・・・尻イタイっつーの! ちょっと面白かったけど。



・・・・・身体のどこかが触れること。

相手に、受け入れられている、という安心感。
大勢の中で自分だけは特別に、気を許して貰えている、という自信。


「それ」は、好意の表れなんだから、避けてしまったら「相手のことを拒絶した」「受け入れられなかった」ことになるような、そんな気がしてしまうのです。
だから、避けずに受け入れることは「嫌いじゃないよ」という意思表示のような、そんな気がします。
密かに交わされる、些細なこの触れ合いは「あなたのことがスキ」というような感情の押し付けではなく「あなたのことは嫌いじゃないんですよ」というような、ちょっと遠回しな好意の表れであって。
でもそこには絶対的な安心感が横たわっているような、気がします。




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受付嬢してます!〜『ハナミチ』@大阪・中崎町ムーブファクトリースタジオ

今日、明日と、大阪は中崎町のムーブファクトリースタジオという小劇場で行われるお芝居『ハナミチ』で、受付係しています♪
(↑実はチケットも制作させて頂きました!)


劇団さんは、5月の私主催のお芝居で大変お世話になったT-Alive Collective。
第2回目公演です。
5月の月嘩の芝居では役者さん3名に出演頂き、主宰さんには照明と演出補佐をしていただいてました!

今回のお芝居では劇団さん以外の客演の役者さん、受付の相方さん、舞台監督さん、音響担当さんが5月のときと同じメンバーなんで、わくわく、楽しみにしています!

私も本編はまだ見ていないので、楽しみ。


まだ当日券もあるようなので、興味を持たれた方はぜひ足を運んで見て下さい★

梅田から徒歩15分くらいの場所にあります♪



詳細はTwitterから辿れるはず…!↓

http://twtr.jp/tra_84_61/

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真っ赤なルージュと髪の毛に触れる手

最近、髪型を変えてみました。
気分転換したかったのが主な理由ですが、ここ15年くらいずーっとすいてもらってた髪の毛の量を一旦ぜんぶリセットするくらい戻してもらって、重たい系のパッツン前髪を作っておかっぱ風にしてみました。
・・・ちょっと自分じゃないみたいで、なんか楽しいです。

そして、普段からメイクにほぼほぼ興味の無い私ですが、このわざとらしく子供っぽい髪型にハデ目メイクでオトナ・モード系を目指してみよう!とふと思い立ち、ドラッグストアのコスメコーナーに実に2年ぶりくらいに立ち寄りました。
2年前といえばあれ。急に1ヶ月ちょっとほど接客業の部門に出向で行かせてもらったときです。
普段、塗装工場で働いてる自分が、お客様の前に立つ=化粧しなきゃ!!と必要に迫られてしたときのことです。
当時の基礎からのメイクアップ、的なムック本を再び引っ張り出してちょっと研究し直して、わざとらしい真っ赤な口紅を買ってみました。

そしていつものメンツに会ってみたらどんな反応するだろ?!
・・・とちょっとわくわくしたのですが。
予想通りの無反応!!
「なぁなぁ、今日のうち、顔変わったと思わへん?」
「前髪がぱっつんになりましたね。」
そこじゃねぇー!!! いや、それもあるけども! 口だよ口、こんだけ赤い紅引いてて何も思わない?!
「・・・気付きませんでした」

あ、そう。私の顔なんてそりゃ興味ないよね。そんなまじまじと見ることないもんね。
と、いつも通りの後輩ミケちんクオリティーな回答を頂きましたとさ。

彼は秋から初めて行く海外(中国)出張での不安をダダ漏れに吐き、私は先日取った資格である「特定化学物質及び四アルキル鉛等取扱主任者」についての、我々の職場での危険性の再認識についてこんこんと説明していたのでした。
2回目に行った彼の寮の近所の居酒屋で。
中国語の日常会話って中々難しいらしい、と海外OS組の先輩たちから聞いてますよ。
最近はスマホの無料アプリで発音までしてくれる中国語会話のやつがあるみたいで、さっそく手に入れてたミケに見せてもらいました。すごいですね、世の中。



ところで。
先日、現場で作業をしていたら背中に指をなぞる気配を感じて絶妙な表情で振り返ってしまいました。
背後にいたのは隣のM課の後輩・ウェイ。
180cm超えのでかいガタイで5つ下の、淡々と喋る後輩です。
「髪の毛、ついてましたよ」
にこっと笑って振り返ったハテナ顔の私に答える彼でしたけど。
「そりゃ髪の毛は付いてるよ、ハゲてねーもん。」
と意味の判らない返答をして困らせてやりました。

・・・一体何がしたいんだ、私は。

ウェイとは、かなり昔からちょっとそっち系(色)の話題で冗談を言い合う間柄なんですが。
現場で、というか普段からどこでも、女性扱いをされることが全くない私にとって、そういうちょっとしたことに免疫がなくて困ります。
何で髪触れられたくらいで動揺してしまうんでしょうか。
酔っ払いにいきなりキスされたりしても全く平気なのに、何が違うんでしょうか。
どっちの相手も特に恋愛対象として意識することのない、私よりいくつか年下の男の子たちです。

でもなんか、髪の毛触るってなんかエロいですよね。
口づけなんかよりずっと、官能的な描写が書けそうだ、ウン。
(要するにバカなんだな)




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会えば喧嘩のXXX/私はメール恐怖症。/人生の楽しみ

生理の時のイライラって、一種の病気みたいなもんらしいですね。
婦人科行ったら薬処方してくれるって聞いたんで、ホント行ってこなきゃな、と思います。

最近、よく会ってるトラオくんて子がいるんですが彼とどうも28日周期でばかり顔を合わせているらしく、そして彼と私の性格がたぶん似た者同士過ぎるらしく、話せばイライラが募ってしょうがないのです。
三十路過ぎて同い年くらいのメンズと毎回毎回会って大喧嘩することになるなんて、思いもしませんでした。
私、男社会で生きてきたといっても、ウチの業界は世間知らずのチェリーばっかみたいなもんですから! 基本みんな大人しいコばっかなんですよ! 煩くて希にセクハラ(?)してきたユウやらナノみたいなメンズはごくごく一部であって、基本的には人畜無害なミケみたいな大人しいコばっかなんです!!
でもトラオくんは私の業界にはぜったいいない系のやんちゃ系男子なんで、扱いが解りません。
行動がいちいちイラっと来ます。
こんなに一緒にいてイライラするならもう会わなければええやん!
別に仕事仲間でも何でもないんやから! と思ったのですが、というか、本人にそのまま言ったのですが(だから喧嘩になるんだよ・・・)、家が近所なんで28日周期くらいで鉢合ってしまうんですよ。

もう行きつけの店に行きづらい・・・。
フラッとひとりで行って、トラオに会いたくない・・・。
しかも昨日は店員さんに「もうひとり来るって、トラオさんですか?」ってにこにこ笑顔で言われてしまって。
「あたしのカオ見てトラオの名前出すのやめて貰えません?!」ってつい言っちゃいました。
顔、笑えてたかな・・・心配。

喧嘩するのって、体力要りますよ。
人を嫌うのって、疲れますよ。
もう会わなくてもいいひとだったとしても。
それに、トラオくんを通じてしか会ったことのない、飲み友のコーチ兄さんが最近の私のお気に入りで、もう会えなくなるのはちょっと嫌なんです。
実はコーチさんの名前も連絡先も知らないし、今以上の情報は得るつもりもないんですが。
8歳上の、ちょっともっさり系の人懐っこいメガネのお兄さんで、単車と日本酒好きで、なんとなく私の好みの男性で、いまの癒しの存在なんですよね。
でも、妻子持ちの人なんで、個人的な連絡手段は持ちたくない。
トラオくんを通じてしか、繋がれないひとなんです。



同じ次元のお気に入りクンはその行きつけのお店にも居まして。
週2でシフトに入ってる店員の男の子なんですが、大人びた25歳が蔓延るバーテンさんたちの間で弟ポジションを確立してそうなチクさん。
私より6~7歳くらい年下ですけど、私は敬語&サンつけで呼んでます。
笑顔が爽やかな青年です。超、癒されます。
彼に会いに、通ってもいいなーと思うくらいです。てか通ってます。最近は。
きのうはチクさんのシフトの日じゃなかったんですが、ふつうに彼はお店にゴハンを食べに来ててびっくり。ちょっとお話できてラッキーでした。
トラオくん来る前にね・・・。

とまぁ、恋愛とかじゃなくっても、日常生活の中にお気に入りのメンズがいることは心のオアシスとして必要なんですよ!
人生の楽しみが必要なんですよ!!
チクさんしかり、コーチさんしかり。
そして疲れるから、トラオくんとは仲直りしたい。ホントもう疲れた。
大人の喧嘩の仲直りって、どうやってやればいいの?
誰か教えて。
(てかふつう、そないに親しくもない人間としょっちゅう喧嘩なんかせんわ。)


そして私は時折、というか割と頻繁に、メール恐怖症みたいなものに陥ります。
今回は長いです。
中々、抜け出せません。
明日、自分が主催してる集まりがあるんで連絡回さなきゃいけないのに、メールする気になれません。読む気になれません。
コレ、なんのビョーキだよ・・・。
以前は手紙恐怖症に何年か陥ってて、家に来た郵便物2年分くらい溜まりに溜まって大変なことになってました。

メール、滞っててスミマセン。
なんとか再起してガンバリマス。
どうやって再起すればいいのか、よく判らないけれど・・・

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それは きっと アコガレ。

気心の知れた相手と、何処かに出かけてみたいなと思うのは、何の感情でしょう?

彼女と遊べたらきっと楽しいだろうな。
同じ景色を見て、同じ音楽を聴いて。
一緒に盛り上がれたら最高だろうな。

そう、思う感情の名前はなんて呼べばいいんだろう。

そういうことを、人生で体験してみたかったなーと。
今更ながら思うのです。
海も、山も、テーマパークも、お祭りも、何処にも行けないまま30年を過ぎてしまったので。

この肌を呪ったことは無い。
紫外線アレルギーで夏に外に出れないからといって、不自由を感じたことはない。
元々、海も山もテーマパークも嫌いだったから。
・・・本当に、そうだったのかな? 肌を晒してみんなと遊べないから、嫌いになったわけじゃなくて?



ひとは、無い物ねだり。


どうせ誰も愛せない身体だって解ってるくせに、まだどこかで克服出来るかも知れないなんて、期待している?
これは障がいなんだから、治せるものじゃないんだから、と自分に言い聞かせているみたいだ。
もう、嫌というほど知っているのに。
アイを、生成することも、受け入れることも出来ない精神障害が、この身体に存在してしまっていること。

誰も愛せないことは、むしろステキなことなんじゃない?
ひとりで、ラクに死ねるじゃない?

でも君が、そんなん淋しいやん、恋しよーぜ、恋。と言ったことを思い出す。
いきなり人の唇を奪って、突っかかってきて、散々悪たれ吐いて、でも平気な顔ですきだと言う君が、本当に私の未来の仕合わせなんか願ってくれてるとは思えないけれど。

恋なんて、誰とするんだよ?

君は、なんだかんだ言って私のことはぜったい好きになんてならないだろうから、この障害のことも話したし、身体も赦したんだよ。

私は、臆病なだけかもしれない。

ぜったい気持ちが傾かないひとだって分かっちゃったから、安心して擬似をするんだろうな。
誰も愛せないし愛されないことは解ってんだから、その辺を切り崩しにかからないひとだけに心を開いて安心したいんだろうな。

だって、本気で来られたら疲れちゃうでしょ。
すぐに、嫌になっちゃうでしょ。

だからあたしには、君の存在がちょうどよかったんだよ。

聞かれたら、なんでも答えるよ。
吐き出すと、ラクになるからね。
こんなことひとに話したのは初めて。って話、特別な相手だから言うわけじゃないんだよ。
・・・どーでもいい相手だからこそ言えるんだ。

だからあたしからは何も聞かない。
君の素性に触れることは、何も。
普段してる仕事も、趣味も、誕生日も、血液型も、年も、ほんとうの名前も。
 興味がないんだから。

・・・あたしは君と、友達になる気すらないんだよ。


なんでこうなってしまったの。
それはきっと、君が悪いんだよ。
あたしのこころのスキマに、入り込もうとしたからね。
誰も愛せないっていうのを利用しようとした、君が悪いんだよ。
だから君への興味が失せてしまった。

こころなんて邪魔なもの、ひとかけらも要らないから性欲だけ持ってきてよ。
今すぐに。

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