2014/05/31 Category : 日々を綴る 心理描写と矛盾 こころはどうしてこんなに矛盾を生むのだろう? どうせ、誰も愛することなんか、出来やしないくせに。 突き放しておいて、突き放されたら落胆するなんて、ムシが良すぎるんじゃない? だから、あなたはひとりぼっちなの。 いつまで経っても、永遠に。 誰とも繋がりたくないのは本当。 何も手に入れなければ、何も失わなくて済むと思っているのも、本当。 でも。 失ってでも、手に入れたいものが出来たら。 手を、伸ばせばよかったのに。 虚構の世界で生きすぎたんだ。 もう、どうやって手を伸ばせばいいのか、忘れてしまった。 突き放すことだけが上手になって、あなたの気持ちを 自分の気持ちを、読み取れない。 指先から流れ出た温もりは、 唇から伝染した温もりは、 もう。すべて、虚構の世界に溶け込んでしまって。 くちづけから何かが芽生えるなんて、信じてなかったの。 私は、こんなことでは惑わされない。何も感じない。 そう、信じてた。 PR
2014/05/23 Category : 日々を綴る ミシンのビートに乗せて 深夜2時。 先の見えない作業を前に、ただ無心になってミシンを踏む。 焦る気持ちを抑えて、できるだけ静かに、静かに。 きみの唄を聴きながら、真夜中の作業に没頭する。 始まりがあるものには、いつかきっと終わりが来る。 終わったあとは呆気ないものだろうか? でもそこまでの過程で得る「何か」を求めて、ひとはそれを始めるのだろう。 毎日のように連絡をとっていたあの子とは、もう会うことも無くなるのかな。 毎週顔を合わせていた彼らは、私とは違う世界に戻ってしまうのだろう。 対等に話していたきみとも、もう連絡を取ることもなくなってしまうんだろうな。 それはちょっと切なくて。 でもそれがなかったら出会えなかった人たちで。 人生という細い糸の上では、きっとどこかで繋がっているから。 1年後、2年後、4年後、10年後に、またどこかで会えることを願って。 ミシンを踏む。 むかし、ミシンのビートがロックに似ているという小説を読んだことがあるけど、全然ロックなんかじゃないや。 だって、こんなにも切ない気持ちになるんだから。 きみの唄の所為かな? あさってになれば、すべてが終わる。 彼らとの出会いも、きみとの出会いも、ぜんぶ泡沫の夢の中に消えるんです。 思い出という名に変えて、いつまでも、いつまでも、きらきらと輝いてくれてたらいいのにな。 そう、願って。
2014/05/16 Category : 塗装工場の愉快な日々 沢村さん家のお弁当 「高杉さん家のお弁当」って青年漫画、結構すきです。 あの作品の中で確か、「誰かの少しだけ未来の時間を想像してお弁当を作ること」で口数の少ない家族のコミュニケーションを取る、という書き方があったんですが。 朝作るお弁当は今すぐにここで食べるわけではなくて、お昼の時間に別の場所で食べられることを想定して作っている、というのが、当たり前の事なんですけど、改めて書かれるとなかなか奥が深いと感じました。 そして、知恵もここから借用したことがあります。 例えば、冷凍のだし巻き玉子。大量ストック作っておくと便利だし、自然解凍でちょうどいい塩梅になる。ほんまや!と実践してみて感動しました。 あれで恋愛要素が絡まなければ、もっと好き。(笑) と、いうことで。 いま現在、サワムラは後輩にお礼の弁当を1週間作ることになって日々せっせと自分の分とミケちんの分のお弁当を朝から用意しているわけですが・・・ これ、ちょっと失敗したね!(爆 絶対ミケも同じこと思ってると思う!でも今更やめられない!!(>w<;) ・・・だって、何が悲しくて毎朝ミケのこと頭の片隅に考えなきゃいけないのだ?? ミケだって、昼ご飯のたんびに沢村サンのことが頭の片隅によぎるのは正直ビミョウだと思うけど・・・。 たぶん、お互いに約束したときは、そんな細かいこと考えてなかったよね・・・。(バカ。) 単に私は「食材を腐る前に処分したい!」「お礼が安上がりで楽」程度の認識だったし、あの子だって「毎日弁当屋さんに注文しなくて済む」「タダで貰えるならラッキー」程度の認識だったはず。 主婦は毎朝こんな感じなのかな・・・なんて擬似体験中です。 顔を合わせることもなく連絡も取り合わない後輩相手に。 唯一の救い(?)は、ミケがいちいちメールとかしてこないタイプの男だったってこと。 これで毎日何かしらの感想メールなんかが来た日にはたまったもんじゃない! 何の反応もないのはちょっといかがな状況かとも思うけど、まぁこれくらいの距離感がちょうどいいな。と思います。 毎日弁当は作っても、顔も合わさないし会話もしないしメールもしない。 朝、相手のデスクの上に弁当置いたらそれでおしまい。 ってくらいの距離感。 フツーに考えたら、すっげー変な間柄だけど、これでちょうどいいのだ。私たちは。 (てか止めたらいいのに、この罰ゲーム)←※罰ゲームではなく「お礼」のはずですが・・・
2014/05/13 Category : 塗装工場の愉快な日々 お前は一体何がしたいのか。何になりたいのか。 タイトルと内容はあまり関係ありません。 今日と昨日、会社の先輩と後輩にお弁当を作って行きました。 以前、作った弁当を先輩に200円で売りつけていたこともありましたが、今回のは趣旨が違います。 賄い試食会(要するに毒見)です。 まかない。お芝居の本番とかにスタッフさんにお出しするお弁当を今から作って、人様にお出しできるレベルかどうか、口の煩い先輩Mさんと協力的だけど無反応な先輩Hさんと貰えるもんは貰っとけなお世辞を言わない後輩・ミケに食って貰いました。 結果、3人ともから合格点を頂きました・・・! 普段料理しない・・・というかしても薄味好みすぎて、一般の人向けな味付けが出来ないと自覚している私は、市販のタレを購入して味付けを行い。 それでもやっぱり薄いらしく、いつも小言が多いMさんには「毎日ダンナに食わすには健康的で飽きが来なくてちょうどいい味」とまで言われました・・・ってダンナおらへんねん!!! つまり、可もなく不可もなく。褒めるほど美味しいわけではないけど、食べれないような不味さもないから、毎日食べるにちょうどいいんでしょうね。 Hさんには見た目で合格。と言われました。 正直、テキトーな回答だと思います。 でも、色のバランスはかなり良かったと思うし、「バラン」を使わず春レタスで間地切りしたから、鮮やかだったと思います。 ミケは相変わらず特に何も言わずもぐもぐしてました。 数年前に彼は自分の口で言ってましたけど「何も言わないってことは美味しいってことですよ」て事だと信じます。(笑) だって、基本つっこみたがりーのミケなんで、何も言わなかったってことは、突っ込む要素なし→完璧。と捉えてもいいのではないか?と。 なんちゃって。調子に乗りました。すみません。 でも周りみんなから言わせると、Mさんが合格出すの珍しいから(仕事において)、もうこれはOKなんじゃね?!とりました。 当日スタッフとして手伝ってくれるミケくんが「俺にギャラは出ないんですか?」なんてふざけるから「お前にギャラなんか出したら知り合いの素人呼ぶ意味ねーじゃん!今度飲みに連れってってやるから!」と言ってたんですが、その前に「ただで弁当食えて助かりますー♪」みたいなこと言ってたので、お礼を弁当1週間分に変えてみました。(笑) 超安上がりw ・・・そーいえば、少女漫画の世界では、女の子たちが憧れの王子(的役割の男子)にお弁当を作るシーンって結構ありますが。 本当にそんなことしてる世界って世の中に存在しますか? 誰か教えて。
2014/04/27 Category : 塗装工場の愉快な日々 セクハラの定義 昨日。 食堂で隣のP課の先輩と飯を食べながら、セクハラの定義についての話になりました。 これ、ほんと難しい問題だと思います! 要するに、最終的にはその人がセクハラと感じたらセクハラだという結論に落ち着くんでしょうが、そんな人によってまちまちなもので裁判沙汰になるのも勘弁ですしねぇ・・・。 ちなみに私の感じたところでいうと、女性は差別的・性的発言の言葉の暴力をセクハラと感じることが多くて、男性は物理的な接触をセクハラと捉えているように思います。 具体的に言うと、休憩時間の雑談ではなく、勤務中の評価面接時に 「お前、いつまで仕事続ける気だ? 27にもなって何故結婚しない?」 などと上司に詰め寄られるのがセクハラ。(3年前の体験談) これについて、その先輩に「これは明らかなセクハラですよね?!」と意気込んで言ったところ「うーん。難しいなぁ」と渋い顔。 何で?! 何でこの気持ちが理解できない?! ・・・と、ちょっとイラッとしました。(苦笑) そんな話をした夜。 久々に東京に転勤してった同僚が出張で戻ってきてたので、飲みに行ってきました。 誘ってくれたのはいつも一人で賑やかだった4つ後輩のユウ。 彼と、初めて会う東京の子と、同じく東京に異動してった元大阪メンバーの6つくらい下の子と、半年前に結婚式二次会に呼んでくれた新郎(4つ下)と、いつも一緒の1つ後輩のミケちんです。 声も独り言も一人ツッコミも180越えの身長もガタイも大きいユウくん。 懐かしの芸人バリのノリで喋りまくりです。 ストリッパーのおねえさんの写真を自慢気に見せてくれたり、キャバクラ行った後に風俗に行ったけどミケは着いて来なくて一人でスッキリしてきたっていう話をしたり、もう下ネタ出まくりです。 けどこれには私、昼間の食堂でもユウはこのレベルの話をいつもしていたので何にも思いません。 むしろ「これ下着じゃん!ドレスはー?」とか「ミケはヘタレだからね。ヌきに行ったり出来ないよ」とか話に便乗しまくり、突っ込みまくり。 そして話は新地(飛田)の方へ行って、噂のライトマジック(嬢のおねえさんの美人度アップのため顔の下からライトを当てるやつ)の話が出たので内心「おお、マジか!」と感動しつつ。 ユウはバラエティ番組の司会者のように「みなさんはライトが消えた後、あ。思ったよりこの娘かわいくない・・・と思っても断れますか?!断れませんよね!!」と力説。 あたしは気になってたことをネタに「ねぇねぇ、妖怪通り行った??」と興味津々に尋ねたら「熟女に興味ありませんよ!」と。 そういう話をしながらだらだらとお酒を飲んでいたわけですが。 気付いたらユウが。 基本デカイ声で面白おかしい話をし続けている彼が。ふと黙った時に。 触ってんですよ。あたしの太腿を。 なんか当たるなーと思ってチラリと見たら、不思議そうな、無邪気な子供の顔をして、指の先でつんつん、と触ってるんです。 え? なにこれ。突っ込んでいいの?? あたしが悪いのかな? 男ばっかの飲み会にこんな太腿見えるようなミニスカ履いてくるから。 いや、まぁ勿論それが非常識だって判ってるよ。判ってるけど。 でもみんないる前でなんで脚触ってんの?! あんたは!! と一瞬迷いましたが。 次の瞬間、彼はニコッと蔓延の笑顔であたしを見て「えへへ」と言いたげに目を細めて、大きな身体を摺り寄せて来ました。脚と足をくっつけて、腕を肩に回すように肘を当てて来て。 ・・・なんか、小さな子供みたいだな。(もしくは、大きなペット?) と、思わずほっこりしてしまいました。 だって、あんなに嬉しそうな顔されたら、拒めない。 拒めないし、許せてしまう。 これが、ヤツの持ってる必殺技な気がします。 ふつうに考えたらセクハラのはずなのに。 全然不快じゃなかったし、あの嬉しそうな顔見たらこっちも仕合わせな気持ちになってしまうんだから。 恐れ入りますよ、まったく。