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りそうのせかい改

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セクハラの定義

昨日。
食堂で隣のP課の先輩と飯を食べながら、セクハラの定義についての話になりました。

これ、ほんと難しい問題だと思います!
要するに、最終的にはその人がセクハラと感じたらセクハラだという結論に落ち着くんでしょうが、そんな人によってまちまちなもので裁判沙汰になるのも勘弁ですしねぇ・・・。

ちなみに私の感じたところでいうと、女性は差別的・性的発言の言葉の暴力をセクハラと感じることが多くて、男性は物理的な接触をセクハラと捉えているように思います。

具体的に言うと、休憩時間の雑談ではなく、勤務中の評価面接時に
「お前、いつまで仕事続ける気だ? 27にもなって何故結婚しない?」
などと上司に詰め寄られるのがセクハラ。(3年前の体験談)
これについて、その先輩に「これは明らかなセクハラですよね?!」と意気込んで言ったところ「うーん。難しいなぁ」と渋い顔。
何で?!
何でこの気持ちが理解できない?!
・・・と、ちょっとイラッとしました。(苦笑)
 
 
そんな話をした夜。
久々に東京に転勤してった同僚が出張で戻ってきてたので、飲みに行ってきました。
誘ってくれたのはいつも一人で賑やかだった4つ後輩のユウ。
彼と、初めて会う東京の子と、同じく東京に異動してった元大阪メンバーの6つくらい下の子と、半年前に結婚式二次会に呼んでくれた新郎(4つ下)と、いつも一緒の1つ後輩のミケちんです。

声も独り言も一人ツッコミも180越えの身長もガタイも大きいユウくん。
懐かしの芸人バリのノリで喋りまくりです。
ストリッパーのおねえさんの写真を自慢気に見せてくれたり、キャバクラ行った後に風俗に行ったけどミケは着いて来なくて一人でスッキリしてきたっていう話をしたり、もう下ネタ出まくりです。

けどこれには私、昼間の食堂でもユウはこのレベルの話をいつもしていたので何にも思いません。

むしろ「これ下着じゃん!ドレスはー?」とか「ミケはヘタレだからね。ヌきに行ったり出来ないよ」とか話に便乗しまくり、突っ込みまくり。
そして話は新地(飛田)の方へ行って、噂のライトマジック(嬢のおねえさんの美人度アップのため顔の下からライトを当てるやつ)の話が出たので内心「おお、マジか!」と感動しつつ。
ユウはバラエティ番組の司会者のように「みなさんはライトが消えた後、あ。思ったよりこの娘かわいくない・・・と思っても断れますか?!断れませんよね!!」と力説。
あたしは気になってたことをネタに「ねぇねぇ、妖怪通り行った??」と興味津々に尋ねたら「熟女に興味ありませんよ!」と。

そういう話をしながらだらだらとお酒を飲んでいたわけですが。

気付いたらユウが。
基本デカイ声で面白おかしい話をし続けている彼が。ふと黙った時に。
触ってんですよ。あたしの太腿を。
なんか当たるなーと思ってチラリと見たら、不思議そうな、無邪気な子供の顔をして、指の先でつんつん、と触ってるんです。

え? なにこれ。突っ込んでいいの??
あたしが悪いのかな? 男ばっかの飲み会にこんな太腿見えるようなミニスカ履いてくるから。
いや、まぁ勿論それが非常識だって判ってるよ。判ってるけど。
でもみんないる前でなんで脚触ってんの?! あんたは!!

と一瞬迷いましたが。
次の瞬間、彼はニコッと蔓延の笑顔であたしを見て「えへへ」と言いたげに目を細めて、大きな身体を摺り寄せて来ました。脚と足をくっつけて、腕を肩に回すように肘を当てて来て。
・・・なんか、小さな子供みたいだな。(もしくは、大きなペット?)
と、思わずほっこりしてしまいました。

だって、あんなに嬉しそうな顔されたら、拒めない。
拒めないし、許せてしまう。

これが、ヤツの持ってる必殺技な気がします。
ふつうに考えたらセクハラのはずなのに。
全然不快じゃなかったし、あの嬉しそうな顔見たらこっちも仕合わせな気持ちになってしまうんだから。
恐れ入りますよ、まったく。

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しょーもない理由で選​ぶな!

向かいの席のヤマさんが、タバコ部屋の雑談で上司に言った言葉です。

思わず笑っちゃいました。
何って、業務命令受けて、任命された仕事が明らかに彼に不向きな対外コミュニケーションを必要とするグループ会社合同のイベント係りで、それに選ばれた理由が「彼女なしの独身だから」ということで。

課長「イベント係りやって嫁でも見つけてこい」
彼「しょーもない理由で選ぶな!」

このやり取りに笑っちゃいます。
まぁ、なんていうか・・・相変わらずのヤマさん節顕在。
上司でもお構いなしにタメ口で鋭いツッコミ。
女にキョーミゼロ。
会話というほどでもない、タバコ部屋での私との雑談。

私は彼の肩をバシッ!とひと叩きして、
「お前には向いてへんわ!若い女の子らに交じって、夢に溢れたきらきらの目の中仕事するなんてー!」と大笑い。
「当たり前やん!だって俺はやんないからね。勤務時間内以外はやるつもりないからね!」
やっぱりツレみたいなタメ口で、さらっと早口で喋るヤマさん。

この距離。
これくらいが、私には一番心地いい距離感なんだな、と改めて思う。

現場の責任者席ではいつもお向かいになる隣のP課のヤマさん。
半年だけ後輩で、2つ年下の口のガサツな男の子。
一度も飲みに行ったことはなく、会社の食堂にも来たことがなく、喋るのは事務所とタバコ部屋でだけ。
最初は苦手だった彼とも、9年来の付き合い。

業務関係上、隣にいるだけ。個人的な話題で喋ることはない。
彼から私に喋りかけてくることは皆無で、
でも9年間、ずっととなりにいた人。

そういう、なんでもない関係に、すごく癒される今日この頃なんです。



誰とも縁を繋がない。
このままの状態でいい。
このままの状態がいい。


私が少しだけ、ほんの少しだけ、相手に傾斜している状態が心地よくて。

 

相手からメールの1通でも来てしまったら、もうその関係は崩壊するような、絶妙なバランスの上に成り立っている私のこの安定感を、理解できるひとはいるのでしょうか?

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先輩の送別会でマジキレする最悪な後輩とは、この私です。

最悪です。
またやっちゃいました。
最近、キレやすいというか、ものすごいストレスが溜まっています。
ちょっと火種があったら、すぐ発火します。
そしてお酒というアイテムは最悪です。

酒好きな私としては、お酒は楽しくおいしく気持ちよく飲みたい!
でも、いまウチの部署の人間が集まっている飲み会に行くともうダメです。
日頃のストレスがぶちまかれてしまいます。
(そんなにストレス溜まってるの?!)

本日退職される先輩も、かなり癒しの存在でした。
喋ってて、ウラなんて読まなく済む、数少ない人間のひとりでした。
そんな人がまた一人職場からいなくなって、ギスギスするのは、耐え難い苦痛です。

そんな送別会という名の飲み会に、私と同じ現場によくなるM課の後輩・ミケが数少ない他部署の人間としてひとり出席していました。

なぜ?!

です。
私はC課のくせに主に仲いい人はM課なもんで、よくM課の集まりには顔を出しているためミケともよく会いますが、孤立してる我がC課に他部署の人間が来るなんて珍しい。
しかも、接点ほとんどないミケが?!
と、ただただ驚くばかり。

しかも例のごとく、組合のミーティングをやってから若干遅れて行った私と、店の入り口でばったり。

お前はまた遅刻か!!!

そして、集合時間守ってないのになんでまた店入る前に出くわして一緒に入店?!
これ、後輩の結婚式二次会でも、年越し飲み会でも、同期の送別会でも、他部署の後輩とのただの飲み会でも、全部ぜんぶ同じことやったよね?!

なんでこんなに遅刻でタイミング合わしてくるの?!(←当然意図的ではない)
どんだけ気が合うの?!
普段連絡も取りもしないのに!!!

と、突っ込みたい気持ちをぐっと押し殺し、胸の内で百万回くらいツッコミ入れました・・・。


1年前に辞めた弟子も顔を出していて、実は同期のミケとふたり、間に私を挟んで、何とも可愛らしい会話を繰り広げていました。

「ミケとまともに喋ったん、初めてやんな。俺、ほんまはお前と仲良くしたかってん・・・!同期なんやからさ!」
「実はオレも!」

なにこれ。

青春?社交辞令?本音??
ライバル心の強い弟子は、エリート街道を進むM課の同期には同僚時代は見栄張って仲良く喋れなかった、ってことでしょうか?
確かに、私と弟子とミケはずっと同じ現場で育って来ていたのに。
ミケと弟子がまともに喋ってる姿を見たのはこの日が初めてでした。
8年越しの会話です。
なんか、ほほえましい。

でも生粋の大阪人の弟子は見事にオチを付けていきました。
「で。お前、サワムラさんとはどこまで行ってるん?」
「・・・・・・・。」
ミケ、唖然。固まってました。
弟子がそういうキャラだと認識がたぶんなかったんでしょうね。
誰彼かまわずそういう話題に持っていこうとする弟子なんで、別段、私とミケの仲を疑ったわけでは全くないんですが、普段M課ではさんざんいじられてる私とミケのこと。
彼は過剰に反応しちゃってました。
・・・それじゃあ逆に、社内恋愛隠してるカップルみたいじゃん。
悲しいくらいなんもないのに。(笑)

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