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りそうのせかい改

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いまここで、諦められたら、楽になれる?

ここ最近の、もっぱらの悩みは婚活です。




だいたい、結婚願望もなく、メンズに興味も持てず、恋愛もしたくないのに、婚活をしてみてその気力を出せるかどうかやってみよう!・・・というのに、無理があったんです。

結婚相談所もかなりの大枚はたいてますが、それを全部ドブに捨ててでも、いまこの知らないオッサンとお見合いしなければならないという極度の苦痛やストレスから解放されたい!!!
もうメンズと出会いたくない!!!
恋愛とか結婚とか考えずに楽に生きたい!!!!!


・・・・・・という思いでいっぱいです。


だったら今はてめぇのタイミングじゃねーんだろうから、時期が来るまでやんなきゃいいだろ!と言われそうですが、10年単位で時期が来ない性質の上、このまま行くと出産年齢適齢期最後の7年を簡単に越えてしまいそうで怖いのです。
だから、今から必死になっているのです。


昨日、本当にこの現状をなんとかしたくて(男性に興味が持てないという現状)仲のいいメンズに相談してみようと思い、隣のM課の同期のセイちゃん(既婚)&後輩ミケ(独身)に酒を付き合って貰いました。



お決まりの「お見合いパーティーとかでいろんな人と出会ってみれば?」とかまぁごく一般的に言われそうなことを散々言われましたが、気の置けない間柄である故に沢村は、

ちげぇーんだよ!もう誰にも出会いたくないんだよ!こないだも甥の引っ越し手伝ってくれた29歳男子をお礼に飯連れてったら段々馴れ馴れしくされた上に名前と連絡先聞かれたけど、甥っこの叔母なんで叔母サンでいいです。名前覚えなくていいです。って言ってしまうくらいのレベルで出会いたくねーんだよ!!

と言うと「重症ですね・・・」と言われてしまいました。




あぁそうさ! 重症は自覚している!! だからこうやって相談してんだろーが!
もうなんでもいいからお前があたしと結婚してくれよ!
そしたら万事解決やん!!!

と、無茶苦茶なことをミケに言い続けててたら、

ミ「僕と沢村さんが結婚したら勤務地はどっちになるんですか? こないだの内示で南と東に分かれましたよね。南に来て貰わないと困ります!」
セ「結婚すれば勤務地は一緒にしてくれるでしょー。みんなそうなってるやん」
沢「そーだよー! だいたいあたし南希望で外れただけなんやから、あんたに付いてくよ~(涙」
ミ「夫婦で一緒の部署は禁止ですよ。どっちか異動になりますよ」
沢「何言ってんだ、元々お前とあたしは別の部署だろーが!」
ミ「あ、そっか。・・・なるほど。案外うまくいきそうですね」

・・・・・・。

上手く行きそうですね。じゃねーだろぉぉお!!!( `ー´)ノ

冗談なんだから真面目にシミュレーションすんじゃねーよぉぉお!!!
あたしが益々アホみたいやんけ!!!(完全に八つ当たり。)


疲れました。


ミケちんのいいところは、絶対に否定しない所です。
わたしが何を言っても、大概は「ハイ」と言います。
大阪離れても地元やから遊びに来るわーそん時は家泊めてね、って言っても、関西の名湯には行っておきたいよね、転勤前に一緒に行っておこうか?!、って言っても、ぜんぶ「ハイ」って言うんです!!
そして「こんなに男に興味持てなくて苦労してる沢村さんが結婚できたらマジ感動ですわー。結婚式、絶対呼んでください~」とか呑気に言ってるんです・・・・・・。

・・・社交辞令でしょうか?
何が本音だ。
何処までが本音だ!!

少なくとも、あたしがお前と結婚したいという意思は本物だぞ!!
恋愛感情はないがあんたとだったら結婚できる!
好きだし!


というわけ判らんセリフを小ぢんまりした小料理店らしき居酒屋で喚く31歳独女。
目の前であはは~と笑っている同期。(もうすぐ32歳、妻子持ち。)
俺は恋愛して結婚したいの!!てかこれパワハラで訴えられますか?!とマトモな意見を言う29歳独身男。(失恋したばっかり)



もう、訳が分からんです。
何がしたいのか、そもそも何を相談したかったのか判りません・・・。

いや、私のことをよく知る男性陣に、私の男嫌い(?)・・・ではなく、興味の湧かなささを何とかする教えを乞いたかっただけなのですよ、確か。たぶん。



とにかく33までにこども産みたいんだ。それが目標だったはず。
でももうムリ・・・・・・・
(喩えミケが結婚してくれたとしても、性欲が湧かない。)←私がじゃなく、奴がな。



とにかく、ほんと、疲れています・・・・・・

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烏合の衆

今月はじめに買い替えたKENWOODのミニコンポの調子が良くって、休日のまったり長閑な午後を楽しんでいます。

ラジオか音楽かけて過ごす日常を送っているのに、ここ2年間使っていたコンポがしょっちゅうフリーズする所為で日常の中でプチストレスになっていたんですよ。
動いている時もシステムが弱くって、選曲するのにやたら時間かかるし。
思い切って買い替えて良かったです。
流石KENWOOD! 小さくても音はいいし、選曲もスムーズ、ラジオとCDの切り替えも前と違ってボタン一つで済んで快適です!emoji



ところで。
昨日までの4日間、実に久々に、約1年半ぶりに研修以外の仕事目的での東京出張に行っておりまして。
知らない人間が多数の中に放り込まれることは、失顔症の自分にとっては結構なストレスです。
だって、同じチームになった今日会ったばかりのメンバーの顔が覚えられない。
せめてチームのリーダーの顔を覚えなければ・・・と思うけれども、昼休み挟んだらもう判らなくなる!
数時間一緒にいる程度だと動き方などの特徴はまだつかめないし、服装は工場なのでみんな同じ作業着なので、誰と一緒に仕事してるのか把握できなくて終始ストレスです。(笑)
そしていつも泊まるビジネスホテルの寝心地の悪さが何故か異常に悪くて非常に疲れてしまったんですが、まぁそんなことは置いといて。


この4日で、毎日浮き沈み、非常にいろいろ考えさせられた貴重な4日間でした。

大阪時代は日々一緒に食堂で飯を食ってた3つ後輩の一人で賑やかなユウを見付けた私。
後ろから走り寄って首筋をこちょこちょっとすると、
「あぁ、沢村さんやないですかぁ! それやるならヤーさんにでしょ!」
って、目の前にいたヤーくん(同い年で1期後輩)を指してニコニコ。
私はケラケラ笑ってると、ヤーくんは
「俺はきのう甘えて貰いましたから。」
って笑顔で言われて、その表現の仕方にキュンと来ました。
甘えて貰いました って!
初めて聞いたぞ、その表現! なんか萌えます。(笑)
しかし昨日の半抱き付きと半セクハラ発言は、彼にとってもしっかりと「コイツ俺に甘えてるな」という認識されてたってことですね。
ちょっと恥ずかしいような嬉しいような。(詳細は「あたたかい言葉たち。」参照)



そんなことを言いつつ、最近久々に会った人たちに贈っている定番の挨拶「お前、結婚した?」をユウに言うと「あ、一昨日結婚しました~☆」と言われたので更にびっくり!!!

マジか!!!

前回別の後輩に同じ質問して「先週結婚しました」より更にタイムリーな時期に聞いてしまったぞ・・・!



いつも出張で大阪に来てくれるたびに世間話をする190センチくらいある気さくな大男・イムくん(たぶん5こ位下)も、この出張中に何度も遭遇し、しかも同じ仕事もしました。
彼とは2年前に別部門の研修で1か月半仕事を共にしたもともと東京の別会社の後輩です。
いまは吸収合併により同じ会社の先輩後輩という関係になりましたが、出会った当時はお互いにアウェイな環境で、似た職種ということもあって急速に仲良くなれた人物です。

彼には以前から、私が将来的に彼の所属している部門に異動したいという希望を出している話をしていて、1年前に飯に行ったときには
「沢村さん合うと思いますよ、うちの仕事! 女性も最近増えて来てるし、ぜひ来てください~」
なんて言ってくれていたんですが、最近は彼の部署にも不穏な空気が流れているらしく、今回の会話では
「正直言って、オススメしません・・・」
なんて言われてしまう始末。

東京に異動した際には新しい仕事に挑戦したかった私の将来展望に暗い影が落ちたのでした。


このままの部門で東京に異動すれば、大阪には無かった深夜・早朝勤務という時間帯のキツさが加わることと(大阪は常勤時間と遅番しかなく、深夜は無い)、あまり興味のない慣れない仕事をこなさなければならない、というマイナスイメージがどうしても先行してしまい、気持ちがどんどん消沈していきます。

で、疲れてホテルに帰ろうとしたところ、向こうの上司に呼び止められて「今夜、人集めるし飲みにでも行こうか?!」と。

正直、あまり乗り気じゃなかったんですが断り辛く結局行くことに。



そして待ち合わせの店に行くと、1年間だけ一緒の部署で働いたことのある3つ下の後輩・ロゼがやってきました。

彼は見た目と態度が超絶ヤンキーで、大阪時代もいろいろ問題を起こして最後の受け皿と言われたうちの部署に異動して来た後輩なんですが、私は彼に一目置いている、とっても尊敬できる大好きな後輩なのです。


ギャップ効果も手伝ってか彼の仕事における評価はとてもよく、うちの課の上司にも大変気に入られていた子でした。
かくいう私も1日一緒に仕事をしたら、すぐに彼のことが大好きになりました。
その生真面目で真摯な仕事ぶりと、前向きな考え、何事にも熱いところ、筋の通らないことが許せない性格など、ある意味ヤンキーにありがちな(笑)長所が彼にはいっぱいあって、やんちゃな見た目とザツな言葉遣いは一瞬で気にならなくなったものです。

今回、飲み会でロゼに会って近況を聞いたところ、ヨーロッパ諸国のメーカーに買い付けのような役割の仕事をしに行っているということ。

何?!
本社にはそんな面白そうな仕事があるのか!!


と驚きました。

聞くところによると、彼らのような若手世代を育てるという方針らしく、経験が少なくてもヤル気のある人材がその仕事には選ばれているそうです。

彼は東京に異動してから2年足らず。
各部署を転々と渡り歩いていた所為で、うちの部門の仕事も1年しか経験していません。

でもロゼは、どこに行っても決して腐らず、異動先の部門のスペシャリストを目指そうというポジティブな性格が周りの人間の心を打って、目新しいことに挑戦させてやろうという気にさせるのが上手なのです。

私も彼が後輩についたときは、自分から積極的にやりたい仕事を伝えて来る彼の希望を出来るだけ叶えてあげたくて無謀かも?と思える訓練計画を入れたこともあります。
でも彼は「キツイっす」と笑いながらも期待を裏切ることなく全てをやり遂げました。

ああいう、ガッツのある若者は近頃では珍しいので、私にとってはすごくいい刺激が受けれた1年間だったのです。
基本的に今の流行はTHE・サラリーマンタイプで、言われたことを無感情に粛々とこなすタイプの方が多いと思うので。

私は密かに、彼に出逢えたこと、彼が私の後輩として配属されたことに感謝しているのですよ。

で、今回。
「いま仕事がめっちゃ面白い!」と生き生きとした目で語ってくれたロゼと飲みに行けたことも良かったなと、ロゼをこの場に呼んでくれた上司に感謝しました。



不安感で浮き足立つ大阪の空気を感じ取って、上司は大阪所属出身だった彼を連れて来てくれたのかもしれません。
わたしが、仕事中の雑談で「ロゼの姿を見掛けないですけど、彼は元気ですか?」と話題を振ったのをきっかけに、私が彼という後輩にいい刺激を受けて、そういう人物が好きだという点で、向上心を持つことに少なからず興味がある人種だと思って貰えたのかもしれません。



帰りの日の午後。

片付けの場所が判らず近くにいたマスクを付けた新人層らしき男の子に「ちょっとお聞きしたいんですけどいいですか?」と声を掛けたら、その彼の顔が一瞬にぱっと華やいで、
「あ、沢村さん!!」
と突然言われました。
たぶんきっと「??」という顔をしたであろう私にすぐに気付き、彼はマスクを外して
「あ、僕のこと覚えてますか?!」
と元気溌剌に爽やかなイケメンくんが微笑みます。
えぇ、誰だ?! この巷にたくさんいそうな好青年! と困った私。
「誰?! ゴメン、判らん!」
と、明らかにだいぶ年下なのをいいことに失礼にも質問する私に、
「僕、プセメです」
と爽やかスマイルのまま答えてくれた彼。
「あぁ、プセメね!大丈夫、覚えてる覚えてる! 一瞬思い出せなかった、ゴメン!」
慌てて、実際ちょっと変わった名前の彼のことを思い出した私ですが、彼は大阪に1年も配属が無かった当時別会社で別部署の新入社員だった子でした。(おそらく8期下!)
逆に彼が私のことを覚えていたことにびっくり驚かされましたし、顔と名前を知ってくれていて、しかもこんな風に嬉しそうな笑顔を向けてくれたことに感動すら覚えましたよ。


工場内を早足で歩いていると、またまた大阪時代の7個下くらいの後輩・エン(でも年は4つ下程度)がニヤリとした笑顔になって寄ってきました。
「あ、もうこっちに配属したんですか?!」
「アホ、まだ来とらんわ。ただの支援の出張や」
「でも沢村さんこっち来ること聞いてますよ~!お待ちしております☆」

随分下の爽やかイケメンたち(※ただの他部署の後輩)が、その爽やかな笑顔で向こうから寄って来てくれるだけで、だいぶ満ち足りた感で充実です。(笑)
役得役得♪ ←また言ってる。




上がったり下がったりの4日間出張でしたけど、最後は新しい希望も見えて、今回の出張に行けて良かったです。




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あたたかい言葉たち。

東京の本社に出張に来ています。


頻繁に出張で行き来がある場所・人たちで溢れているのであまり違和感はありません。
でも、実際の私はアウェイな存在なんですが、それを感じさせないくらい見知った顔がいて安心します。



そして彼らは、アウェイで懐かしい私の顔を見て、
「お、沢村!ついに移って来たんか?」
とか
「ついに新居の視察しに来たか?!」
とか
「沢村さん~元気ですかぁ?!」
とか
「あ、お久しぶりです♪珍しいですね」
とか
「何しに来たんスか?まさか仕事…?!」
とか、みんなそれぞれのリアクションで声を掛けてくれて、あったかいなぁ、とこころがほっこりしました。



そんな中でも、元々同じ職場だった同い年の後輩・ヤーくんを見付けて抱き付きに行ったり(気持ちは抱き付きたかったけど堂々とセクハラは出来ないので実際は肩を揺さぶっただけ(笑))して、
「ヤーくん結婚した?!」「いや、まだッスよ」
「恋人出来た?」
「ぜんぜん」
「よかったぁ~!あたしが異動してくるまで寂しいから独身でいてな!」
「何でですか!!」
「だって最近みんな気付いたらいつの間にか既婚者なってるやん!」
「あー…そぅっすねぇ」
「もーついでにヤーくん貰ってくれ!」
「…。(苦笑)」
「あ、ゴメン。いまの冗談ナシ。今のセクハラ発言は忘れてくれ!今度フツーに飲みに行こう!よろしく!」
と言う、大阪時代からの相変わらずのやり取りをして非常にほっこり。


かつての上司にも、広い工場の通路でスレ違った際に「こっち来るん待ってるで!」と言って貰ったりして、あぁ、受け入れてくれるひとたちが既にいるというのはだいぶこころ強いなぁ。と思いました。




先は見えない事業計画に振り回されてきたわたしたちだけれど。

ちょっと先の未来。明日からの人生、頑張れそうです。

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失顔症の対策として/子宮に響く声

相貌失認、という脳障害を知っていますか?
人の顔を認識できない、同じ人に何度会っても覚えられない、という脳障害の一種です。




認定を受けたわけではないけど、わたしが自分で持っていると思っている脳関係の障がいは2つありまして、一つは「反応性愛着障がい」で、もう一つはこの相貌失認(通称・失顔症)です。


愛着障がいの方はかなりはっきりとしていて、これに相当長い間悩まされてメンタルクリニックにもかかっていた事例もあるのですが、相貌失認の方は多少困ったことがあっても、ぜんぜん悩んだことはありません。(重い症状ではなく軽い方だったこともありますが。)
理由は簡単。
遺伝だって、幼い頃から気付いていたから。

あれは幼稚園児くらいの頃。
既に自分が友達の顔をぜんぜん覚えられないことには気付いていましたが、不安には思いませんでした。というのも、そんなことよりももっと深刻な事例を持つ人間が身近にいたからです。
そう、自分の母親です。

彼女は毎日一緒に過ごしている私の顔を何年経っても全く覚えられませんでした。
脳科学番組が好きだったため偶然にもTVで「表情など変化の多いヒトの顔を同一人物と認識するには特殊な脳の判断が必要」というのを見た所為もあり、「あ、これウチの母だ」と思って納得したものです。


母の私が認識できないレベルはすさまじく、一緒に外出すると必ず途中から別の子供を連れて家に帰り誘拐犯に間違われる事例が相次いだため、3歳を超える頃から私は母と一緒に出歩かなくなりました。

4歳で受ける大阪市の予防接種も、地図を見ながら市役所まで一人で約1キロの道程を歩きました。
周りの子が注射がイヤでわんわん泣き叫ぶ中、ひとりで注射受けに来てる私は帰り無事に家まで辿り着けることについての緊張でいっぱいで、正直注射の恐怖どころではなかったので泣くことは全くなかったし、たぶん表情も緊張でクソマジメ顔だったと思います。
周りの看護師さんたちが驚きまくっていたのをよく覚えています。

両親の田舎への里帰りの際も、日にちをズラしてひとり大阪湾からフェリーに乗り、四国は宿毛の港まで行き、そこからフェリーを乗り継いで九州の大分湾まで行ったものです。
これも緊張しすぎて船酔いどころではなく、しっかりしたもんでした。(笑)
宿毛と大分の停泊所には前もって「4歳児がひとりで乗っている」という情報が行っているので、誰だか全く知らない人物ではありますがお迎えが着てくれています。
なので、船から降りた後は次の乗り物までバケツリレー的に大人が案内してくれるんですよね。
こちらは知らないオッサンですが、相手からしてみればフェリーに泊まりで乗ってきてる幼児なんて何人もいるもんじゃないので、すぐに見分けられたことでしょう・・・。


で。

何でいまこんな話を出したかと言いますと。
私は人を認識する際の情報は「歩き方」と「姿勢」に頼っています。
その所為で、非常に千差万別なヒトの「歩き方」の特徴に自称詳しく(笑)、好みの異性のタイプに「姿勢」や「歩き方」を上げることも少なくありません。
普段の会話でも頻繁に歩き方のネタは出しています。
例えばM課の後輩ミケの歩き方は、片足ずつ跳ぶように、浮いてるかのようにヒョイ、ヒョイ、と歩きます。
近付いて来た時、中肉中背、うちの職場でいくらでもいる、平均的すぎる175センチの彼のシルエットを見付けて、
「歩き方でミケやって判ったわ」
と言うと、毎回必ず彼は
「ナンっで歩き方なんか見てるんですか!!そんなもん覚える前にカオで判断してくださいッ!メガネかけてください!」
と突っ込まれます。
ミケは私が暫く人の様子をじーっと見てから誰かの判別をしている理由を、「目が悪いから」と思っているのです。
確かに、視力もよくないのですが、それよりも暫く観察してからその人物が誰かを判断しているもっとも大きな理由は、歩き方を見るためです。

だって、この判断方法、少しでも動いて貰わないと誰か認識できないのです!!!
じっと座られてたらみんな同じに見えます。
ちなみに「歩き方」といっても、歩きに限ったことではなく、その人の動き方のクセを覚えているのでデスクワークの人のPCのキーボードの打ち方なんかでも判別できます。


あとは、声です。
動き方の特徴+声。これで個人の特定の決定打になります。





今日、ステキボイスでヌリカベ体型(デブとがっちりの間。たぶんがっちり寄り)のA課の後輩・サキくん(5期下の1歳下)が、ぬぼっと隣に現れて作業中でした。
私と一緒に作業中だったほぼ同期のP課の後輩・カケ(2歳下。デブ。)とふたりで会話をしてはったんですが、私が横からしょーもないセクハラ茶々を入れます。

沢「サキくんの声はええ声やから、ずっと聴いていたくなるね」
カ「声だけかいな!顔は?体系は?好みじゃないってか?!」
沢「あ、体型も好きやで!デカいひとすき。めっちゃ好み!体型と声好み♪」
カ「要するにカオは好みじゃないんですね・・・沢村さん、何気に酷い事ヘーキで言ってるな・・・」
なんて会話を私とカケでしていたら、サキくん、自慢(?)のステキボイスで一言。
「僕の声、子宮に響きました?」





ヤ ラ レ タ ・ ・ ・ ! (>_<)


アナウンサーばりの落ち着いたアルトトーンのサキくんですが、実はセクハラ発言多用するひとやってこと、忘れてた・・・!!

完全にしてやられましたね。
バッター、ピッチャー返し!
セクハラ返しの仕返しされた気分!!
・・・ま、私が悪いんだけどね。(笑)


でも、あの低すぎないアルト低音ボイスで「抱きしめてあげましょうか?」とか「子宮に響きましたか?」なんて言われたら・・・!
萌えます。 (^◇^)(笑)

恋愛シミュレーションゲームばりにきゅんきゅん来ます。(ゲームはやったこと無いけども!)


うーん、やっぱ私、役得だわw
(↑彼らの先輩だという立場であることが)

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出ても出なくても複雑な・・・内示。

遂に・・・やってきてしまいました。
長かった執行猶予期間を経て、私が愛してやまないこの大阪の土地を離れなければならないという辞令が、現実感を持って私の前に突き付け・・・られたらもうちょっとすっきりしたんでしょうが。

突き付けられませんでした。


こんなビミョーな時期に、突然わが社の社員の7割?8割?の人間が内示を受け、社内が騒然と浮き足立つ中、私は上司に呼ばれることも無くポツーーーーンとしてました。

え? どゆこと???

私は一体どこに異動すればいいの?

みたいな。

噂を聞くと、上司から今日内示を受けなかった人間は今いる職場がなくなるタイミングで本社に異動するらしいのですが・・・。

今いる職場がなくなるタイミングって、結局いつだよ?!?!

そんな話、もう3年近く前からずっとしてんぞ?!


別の会社に転籍や出向になるメンバーの方が多数を占めているので、ここまで残ってまさか自分も本社組に入るとは思っていませんでした。

・・・いや、思わないようにしてただけだったのかな。
運命共同体みたいに思ってた残留組から放り出されたみたいで、ちょっと寂しいです。
本社に行ったら、今やってる仕事はなくなるし、今まで私が10年間積み上げて来たものが全部無くなるような職場で、それが心淋しいのもあります。
知っている人はちらほらいるけれど、向こうに取り込まれてしまえば私は「10年目社員」ではなく「何も知らない新人さん」なわけですし。
転職が考えられなかった最大の理由の内の2つ、「今の職場の人たちが好きだから」ってのと「10年分のキャリアが活かせる職場だから」が無くなってしまうわけです。

新しい会社にみんなで行けば、見知ったメンバーと、みんな等しく1から始められる、他に特に取り柄の無い私でもキャリアもきっと活かせる。そう思っていました。
何もない場所から始める第一人者になるのも、面白いと正直思っていました。



でも、そんな甘ったれた「ユメ」ともオサラバする日が遂に来たわけですね。




私は、会社人人生、ラクをし過ぎて来たのかもしれません。
確かに女性一人だけで苦労した時期もありました。でも、一人だからこそ好きに改革したり動かせた部分もある。
そして、10年前の新人時代、時代の先取りをしようと今の仕事の船に乗っかったのは私自身の意思で、その希望通り当時は導入仕立てだった新しい仕事の第一人者にも苦労せずに経験値だけでなれた。
大ベテランの50代のおっちゃんたち先輩よりも上に立って、レクチャーしたり工程管理するような立ち位置に立てたのも、運が良かったことと、当時希望をかなえてくれた先輩や上司が居たからです。



そろそろ、自分の足で立たなければならない時期に来たみたい。
だらだらと、今のポジションにしがみ付いていないで、新しいことに挑戦するチャンスをまだ遅くなり過ぎない30代前半の時期に貰ったと思って、人生設計を引き直すべきなのかもしれません。


いまやっている仕事は、入社当時本当にやりたかったことか?と問われれば、ノーです。
私は希望から外れた課で、その中で自分の叶えられる範疇の目標を達成させたに過ぎません。




昨日。
まだ何も知らなかった時、ちょっとミスした後輩ミケが落ち込んでんじゃなかろーかと、ふざけて背中からがばっと抱き付いてやりました。
いつも通り素で返してくる彼に、「3月なったらそろそろ内示出るかもねー。もう今からそわそわするわー!ウチだけ辞令出たらどないしょ?!」なんて言ったら彼は「そんな心配しなくっても暫く出ないっしょ!まだ当分、みんな一緒にいますよ~」と笑ってくれたのに。
今日は、予想もしなかった逆の展開が来たのですから。
人生読めません。
私は何も言われず、彼に先に話しが来るなんて。

きのう手をまわした時、キミの背中が妙に大きく思えてどきっとしたよ。
飲み会の帰り、自転車で2ケツしたとき、単車の後ろに乗せてあげた時、宴会で背中合わせに座ったまま凭れ掛かられた時。
今まで何度となく触れる機会のあったキミの背中が、きのうは何だか別人のように遠く感じたんです。
それは今思えば、この寄りかかった関係にもそろそろ終わりを告げなきゃいけないということを予感しているかのようでした。
もう、触れることは出来ない。・・・お互いに。




長い腐れ縁だった運命共同体とも、これでお別れだよ。




社内がざわめく中、一番最初にメールを送った唯一の同期は、即行「同じだ」と返信をくれました。
こころはそわそわしっぱなしだったけれど、ちょっと心強かったし、嬉しかった。

今日一緒に仕事してた後輩(26歳)からも、会話の流れで偶然最近結婚したことを教えて貰って、ちょっハッピーな気分になれた。
お洒落にも恋愛にも興味の欠片もなさそーだった彼が、突然遠距離恋愛して1年以内に結婚です。
いや、もうね。こーいう普段レンアイケッコン興味無かった人が一度目覚めると早いよね!!
坂を転がり落ちるかのごとく早いよね!!!(笑)



・・・・・これから残された時間、めいいっぱい楽しく生きよう。
(※しぬわけじゃありません。)





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