- 2024/11/25
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現場仕事と仲間のこととか、たまにイデオロギー的なことをつれづれに。 読んだ本、すきな音楽やライブのことだとか。 脈絡無く戯言を書き殴る為の、徒然草。 【2018年、34歳で癌告知受けました。闘病記録つけます】
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特に接点のない、同じ部署で隣の課の年中半袖で引き締まった肉体美を見せつけている一見コワモテの後輩男子に、どうも、何故か気に入られてます・・・。
彼はマイくんといって、4期下の29歳。
ちょっとイカツイ顔付きに細マッチョな身体つきで、口調も荒く(←丁寧に喋れない感じ)、無表情なもんで、けっこう多くの人にビビられています。
先々週の夜勤。たまたま二人で一緒の仕事になったときに、私が独り言で「腹減ったな~ラーメン食いたいなぁ~」とぼやきながら仕事してたら、「一人で行くんですか?」と言われ、「そだよ」と答えたはずなのに、帰りに「タクシー相乗りでいいですよね。駅前の居酒屋集合で」と言われ。
私、誘うつもりで言ったわけでは無い上に、居酒屋じゃなくてラーメン食いたいって言ったのに!
と思って言われたお店に行くと、その日の夜勤メンバーの仲良しさんたちが集まっていて、がやがややってます。
わたし、この輪の中に入っていいわけ?
ま、同じ作業メンバーだったし、別にいいような気もするけど、そんな仲良くもないんだけど・・・と戸惑いつつ。
とりあえずビールを頼んで暫くしたら、元々夜中ということもあり、早々に解散の流れに。
そしたらマイくんがおもむろにラーメンを頼んでいるじゃないですか。
よく食うな・・・てかまだ食うのか。やっぱラーメン食べたかったんだな。
なんて呑気に思っていたら、店員さんが持ってきたそれを「ハイ、ラーメン食べたいって言ってましたよね?」と私の前にドンと置きました。
・・・覚えてたんかいっ!!
気が利くんだか利かないんだか!(笑)
そしてまた先日。
今度は同じ作業メンバーに居たわけじゃなかったはずなのに、気付けば食堂で隣の席に座っており「あーまたこれ、沢村サンに誘われちゃう流れだなー」とひとりごちるマイくん。(無表情)
「わたし、誘ってないけど?!」
「またラーメン食べたいって言い出すんでしょ?」
「あのね、ラーメンは基本嫌いなの!こないだはたまたま食いたかっただけ!ホントはビールの方が好きです!」
「あちゃー飲みに誘われちゃったよー」
「いや、誘ってないけど?!」
という、全くちぐはぐな流れで結局また飲み会開催に。
今回は、というか今回も、オーバー30世代、独身男子のあつまりです。
下は29~上は42歳の、ちょっと遊び人系統の独身男子たちの集いですよ。
会話内容も、大方モテ自慢(?)と仕事の話しと、結婚願望と合コンについて。
仕事の話しはいいとして、結婚願望もないし合コン経験もないし恋愛もする気が無い私は一体どうやってこの人たちの会話について行けばいいのやら・・・。
結婚したいなら合コンモテ話なんてしてないで真面目にお付き合いする相手探せばいいのに・・・なんて野暮なことを考えながらビールをあおっていると、白羽の矢が飛んできます。
先輩S「沢村さんさぁ、結婚願望ないって言うけど、こんだけ周りに男がいっぱいいたら、ひとりくらいいいなと思う人、いるでしょ?!」
沢「いません。」
先輩H「じゃあこの中で誰が一番好み?!」
沢「全員イヤです(面倒くせぇ・・・)」
同期K「おれでしょ?イケメンだし」
沢「自分で言うな!」
後輩M「おれ優しいし真面目よ」
先輩S「おれかて優しいし男前や!」
後輩M「おれ、婿に入るわ」
後輩T「働かんと?」
後輩M「働くよ、働くの好きだし。稼ぐよ。ね、沢村さん、おれでどう?」
いまの話、私のことやったんかい!( ゚Д゚)
一体どーいう流れと思考回路でそんな話題に?!
後輩M=マイくんよ、特に会話したこともないはずなのに、冗談にしろ、一体全体、なぜこんな懐かれてしまったんだろう・・・。
ということで、真剣に疑問を持った私は、ちょっと真面目に、この転勤してからの半年間での彼との接点を思い出してみました。
・9月 職場交流会のBBQで同じテーブルに座ってた気がする。(このとき私は引っ越ししたてで服がなく、レゲエ夏フェスに行くときとおんなじようなちょいギャルの恰好で参加。←※31さい。そしてビールをがんがんに飲んで新入社員と先輩に陰でビビられてたらしい。)
・12月 いまだ夏と変わらず半袖薄着の彼に「キミは半袖姿が良く似合うね」と唐突に声を掛けたことあり。
・2月 会社のイベントで3位になり表彰されてたマイくんに、後日すれ違った際「この度は3位おめでとうございます」と言ってみた。
・3月 「マイって、ちょっと怖くない?」と同僚に話題を振られた際、「コワイって言うより、あれはやんちゃな少年、って感じでしょ。あーいう生意気な感じの真面目な子、わたし結構スキだよー」と答えた。(これが本人に伝わっているかどうかは定かではないが・・・)
・・・・・・
以上!!
半年間で、接触回数、恐らくこんだけ。3回程度。
でもこれを見ると、意外にも大方私から接触してるよね、彼に対して。無意識だったわけだけど。
今回わたしは、なんか突然巻き込まれた的に飲み会に誘われたような印象を持ってたわけですが、もしかしたら彼は、たったこれだけのことで私に親近感や親しみや好印象を持ってくれていたのかもしれない。
挨拶って、大事ね。改めて思ったこと。
ちょっとした雑談と、その人だけに対するコメントがあるだけで、けっこう人の印象を左右するのかもしれません。
私もだし、マイくんも、職場でのシラフの状態の時は基本無表情で笑うこともなく、感情の変化が判りにくいけれど。
酒のみで、飲むとノリが良くて、自ら話しかける程度には悪い印象を持っていないひとなんだな。って認識になっていたのかも。
そんなことを、勝手な解釈で発見した、後輩・マイとの接点でした。
「ねぇ、沢村さんって、何年度入社なの?」
「あ、同期やで、私たち」
「えっ・・・?!」
隣の課のフクドウくんがきょとんとした顔をする。
「ははっ! 後輩やって思ってたやろ?」
「ウン。あっぶねー! 聞いといてよかったぁ! けっこー下だと思ってたから、エラそうにするとこだったよ」
「いいんじゃない? 同期なんだから。私って、カンロクないからよく年下に間違われんだよねー」
「え、単に見た目の若さじゃない?」
フクドウくんはさらっと言ってのけた。
そうか。見た目若いのか、やっぱ。
なんかジブンで「見た目が若いらしくて~」というと嫌味っぽいから「貫禄が無くて」と言うようにしてるけど、このセリフはもう色んな人から10回以上聞いたし、フクドウくんのあまりにもサラっと言った返しが自然だったから、信じた。
「あ、同期ならオレの課に多いんよ、カジキとか、ナンバラとか、ムカイとか! あいつらぜってー知らねえよ! 絶対後輩だと思ってるよ!」
「いや、みんな知ってるよー。フクドウくんと喋ったのが最後だよ」
「えー?! 知らなかったのオレだけかよ!? 何であいつら教えてくれなーんだよ、クソっ!」
私は笑った。
クールな人だと思っていたのに、喋ってみるとフクドウくんは案外面白くてお喋りだ。
で、わたしはサンダくんのことが益々気に掛かった。出来れば今日中に言いたい。
「ごめんね!」
仕事終わり。事務所でパンフレットコーナーを前にだらだらしているサンダくんに、わたしは意を決して声を掛けた。
「え? 何が・・・デスカ?」
ぎこちない喋り方のサンダくん。
「あのさ、キミ、私のこと勘違いしてたやろ?」
「と、言いますと?」
「と、年とか? 入社年度とか」
ギクリ。
そんな効果音が聞こえそうな表情。
「・・・そうですね。してました。まさか年上だなんて思ってなかったので。でも、いきなりタメ口止めるのもおかしいかなーって思って、ヘンな喋り方に・・・ゴメンナサイ」
ものすごく気まずそうにしているサンダくん。わたしは騙してしまったみたいで、逆に申し訳ない気分になる。
「あのさ、早く言わなくてゴメンね! サンダくんの代の子たちって、もともと私に敬語使わないコも多いから・・・あ、ホラ、9課のナノとか! あの子あなたの同期だよね? 知ってる?」
「あー、判ります。」
「あんな感じで、フランクに喋るタイプの子なのかなーって思って、放っておいたの。ゴメンね?」
「いや、大丈夫、デスよ。オレ、元々フランクなので!」
そういうサンダくんは、以前の親しげな感じと違って随分喋りにくそうだ。
「あの、実は気付いたの、12月なんですよ」
共同パソコンで社内メールを確認していたら、突然背後から声を掛けられた。
サンダくんだ。
「ホラ、沢村さん、休憩室で年末調整の書類書いてたでしょ? あれの生年月日見て、あれ?この人おれより年上じゃん、って気付いて」
「そーなの?」
12月というと、もう2か月も前だ。
私は、サンダくんが気付いていることに、きょう気が付いたというのに。
「おれ、61年生まれなんですよ」
え。
ってことは、3つも年下だったの?
最低でも三十路は越えてると思ってたのに、まだ二十代だったのかよ。
「沢村さん、まだ20代でも全然通じますよー」
コラコラ、それはお前が自分より年下だって勘違いしてたからだろ。
世辞行って逃げんな!
と、言いたいところだけれど。
私はどうも、この童顔とその他もろもろの幼さとで、転勤してから随分多くの後輩男子たちに気まずい思いをさせてきてしまっている、罪作りの女なのだ。(笑)
・・・・・という、昨日の実話。
今日はまぁ、いろんなとこがありまして。
色々と自分の記録として書いておきたいことがあるのですが、まずはこの話題から。
日々、いろいろと、新しい職場での悩みとか葛藤はあるわけですが、考えていく中で数日前に辿り着いた結論が、これでした。
そうだ、11年目社員として見られようとするから、それ相応であろうとするから、苦しいんだ。と言うこと。
慣れない職場、経験の無い仕事。
それらを前にして、11年目の社員らしく頼りがいある感じに振る舞おうと背伸びするから、しんどいんだ。
判らないものは判らない。入社年数とか関係ない。だって、経験ないんだもの。
と、ある意味開き直るというか、その事実を認めて受け入れるというか。
この一か月半、若年層に見られることが嫌で、同期と喋る機会を意図的に増やして「私はこの人たちと同期なんですよ」アピールをしたり、初対面の人にはなるべく早めの段階で「もう11年会社いますけど、あの時は・・・」と昔話などを出して長年居ますアピールをしたりと、謎の涙ぐましい努力をしてきましたが。(笑)
もう、どうやっても今の職場の仕事をやってこなかった11年は埋まらないわけですし、幼く見られる顔も振る舞いも喋り方も治らない(若しくは急には変えれない)訳ですから、「こう見られたい!」という風に作った自分を演じようとするのは、あるいは、演じようとしてそれが出来ない現実を目の当たりにして苦しくなるのは、止めよう。
と思えたわけです。
そんな、今日に起きた出来事が、まさにタイムリーな出来事でした。
本日は、転勤して来てスグくらいの時期に一緒に作業に当たった男の子・シーカくんと一緒の仕事に当たりました。
あ、この子、2回目だな。名前も何となく憶えてるし、今日一緒に仕事したらもうちょっと馴染めるかもな。
なんて考えながら仕事してました。
彼の年齢や入社年度は知りませんが、新人色は無いし、仕事を覚えてそれをイキイキやっている世代、という感じがしたので、入社5~6年目の26歳くらいかな? と思っていました。
彼は良く知っているけど私は初めての仕事だったので、いろいろと率先して教えてくれますし、そんな彼を見ながら「あぁ、わたしも3年目越えた頃はこんな感じだったな~懐かしいな~」なんて思いながら一緒にやってたわけです。
で、何時間か一緒に仕事をした後。
資格の話しになり、そこでふと、向こうが年齢の話を出しました。
「僕は今年4年目なんですケド、もっとフレッシュさを出していきたいんですよね!」と。「いやいや、お前フレッシュさ無いよ?」
と私は笑い飛ばしました。
だって、シーカくんは実際は4年目だったわけですが、私の当初の予想では5,6年目だろう、と思っていたわけですからね。
そしたら彼の矛先が私の年のこと(?)に向かいまして。
「沢村さんて、いろいろ資格持ってますよねー」
みたいな話になり、そこから経歴やら経験の話に流れ・・・
ここで、あぁこれまた年代、勘違いされちゃってる系だな、ワタシ。と内心思いまして、
「いやいや。それはね、キミが、私が何年この会社に在籍してるのか知らないから言ってるだけなんだよ」
「え? 確かに知りませんけど・・・」
「もう10年越えてるんだよ、私」
「・・・・・・え?」
出たー。またこの反応です!
最早、最近の名物! 沢村さんの異常な若作り!(意図して作ってるわけでは無いが!)
「だから、さっき、キミも良く知ってるハンくんバツバツくんと私は同期だって、話したでしょ!」
「え? ハンさんと、バツバツさんと?? あの人たちって、結構上? っていうか、意外と若いんですか? 実は。」
日本語おかしい!
最早、シーカくんの頭の中が大混乱です。
「若くないよ、だって32歳だし。たぶんハンくんは年相応の顔してると思うよ、少なくとも私よりは。」
「同期で、・・・沢村さんはいくつ?」
「だからさっき32って言ったやん!!!」
「あれ。そこ、聞き逃してました☆」
こんな会話を、またまた交わした訳です。
「もうね、年相応に見られない事は先月で充分すぎるくらい判ったから、割り切れる様になったの」
「いや、むしろ利用しちゃいましょう・・! ってか、世の32さいがどんな感じかよくわかりませんが・・・」
といって、じろじろと人を観察するシーカくん。
見えない。と言いたい気持ちが口には出してないけどスゲー顔から滲み出てるよ!!!
あんた口には出してないけど、顔に出過ぎだから!!!
そんな彼はコーヒーと日本酒が好きな24歳だそうです。
各地の地酒が家に溜まってしょうがない、ワンカップを買って飲んでるところを会社の人に見られて恥ずかしかった、という話で意気投合し、今度飲みましょう!となりました。
つい先日は、9歳下のワンコ系男子の尻尾ふりふりなハイテンションの反応にキュンとさせられたんですが、きょう意気投合した子は8歳下か・・・。
なんか、どんどん会話する男の子の年齢、下がって来てるんですケド?
これって、私が、自分自身が年相応になり切れていなくて、20代前半の子と話が合ってしまう、と言う点にも問題があると、思います・・・・・。
シーカくんはまぁ、会社の後輩なので、恋愛対照的な意味での「男性」として見ているわけでは無いのですが、そういう意味で私の琴線に触れるのは「ちょっと疲れた30歳男子」なんですけどね・・・!(しかもこの30歳ですら、私よりも2つも年下になるんですけどね)
とりあえず、ちょっと分析してみて思うことは、顔や仕草や歩き方(←これ、昔からすっごく言われるんです!歩き方!!)なんかではなく、彼らの考える「会社に10年以上いる30代女性像」というのが「キャリアウーマン的にバリバリやっているかっこいい女の人」というイメージ図があるんじゃないかなーと思って。
私の場合、10年以上会社にいるくせに「バリバリ感が無い(特に東京来てからは役職名が付かなくなった)」「かっこよくない(むしろダサイ)」から、そのイメージ図に程遠い、まだ到達していない沢村さんは5年目くらいかな?となるんじゃないか?と感じています。
人は、ちょっとやそっとじゃ変われないのです。
私はドジッ子でもトロくも無いけど、おそらくマイペースにおっとりと仕事をしていて、役職名のある立場に立った時は人を仕切って動かすけれど、普段は全く持ってバリバリタイプではありません。